機材

2009年12月16日 (水)

ジュラルミン板で工作

モノタロウのジュラルミン定形サイズで アトラクスのアリガタとR200SSのブリッジプレートを作りました。寸法切りしないで加工に取りかかれるのは楽ですね。

P1

15mmX100mmX120mmの板を台形加工と面取りした後 鏡筒バンド用の8mmネジ穴加工したアリガタです。

P2

100SDUF鏡筒を取り付けた場合 カメラ側が重くなるので 鏡筒バンドは出来るだけ対物レンズ側に寄せてます。

P3

タカハシ規格鏡筒バンド類を取り付けた様子です。

P4

続いて R200SS付属の取っ手バンドを外して取り付けたブリッジプレートです。寸法は10mmX40mmX190mmです。カメラ雲台用の1/4インチネジを中央に付けました。

P5    

小型ガイド鏡を取り付けた様子です。100SDUFではガイド精度OKの実績がありますが 焦点距離が倍のR200SSでは無理かな?

2009年11月21日 (土)

FA☆85mmF1.4とFA35mmF2をノータッチガイド

デジタル一眼用の単焦点レンズは 高性能なものは高価なのが多いですね。簡単には購入できないので フィルム時代にそろえた古いレンズを使っています。

Fa85mm_fa35mm_on_mark_x

左がFA☆85mmF1.4で右がFA35mmF2です。赤道儀はマークXで スコープライフのアリミゾにビクセンのスライドバーを介してカメラを取り付けています。85ミリレンズならノータッチでも大丈夫のようです。もっと長焦点のレンズの場合は 小型ガイド鏡でオートガイドです。モータードライブは K-ASTECのUDS-4 2軸モーターセットです。自動導入ではありませんが コントローラのデジタルスイッチで移動天体の運動に合わせられるので便利です。

20日に近場でオリオン座などを撮り比べてみました。

Ori_fa35mm_12x5min

FA35ミリレンズで撮ったオリオンです。F4程度にレンズを絞ったら 何とか見られる画質になります。 2009/11/20  1h14mから5分露光を12枚合成 FA35mmF2(絞りF3.5)EOS DIGITAL REBEL XTi改 ISO-800  マークX恒星時駆動 阿南市福井町にて

Ori_fa85mm_4x5min_3moz

こちらはFA85ミリレンズで3モザイクのオリオン座です。小さい画像なので FA35ミリとの違いがよく分かりませんね。ココログにアップロード出来るのは1600ピクセルまでの画像なので 大きい画像を4分割しました。下の4枚がそれです。

Ori_fa85mm_3moz_0000   

Ori_fa85mm_3moz_0001

Ori_fa85mm_3moz_0002

Ori_fa85mm_3moz_0003

85ミリレンズもF4程度に絞らないと収差が大きく 開放F1.4がもったいないですね。赤ハロが目立つのでFA35ミリレンズよりやっかいかも。 FA☆85mmF2(絞りF3.5)  5分露光4枚合成×3モザイク  EOS KissDX改 ISO-800 他データはFA35画像と同じです。

2009年11月13日 (金)

15センチ反射LN6Eの鏡洗浄と光軸修正

借り物のLN6Eの鏡が汚れてるので洗ってみました。分解する前に自作レーザーコリメータで光軸ズレ確かめたら なんと31.7ミリ径のコリメータ内部に反射光が戻ってこないほどでした。アイピース外して覗いた状態では少しずれてるかな程度でしたが コリメータは敏感ですね。でも恒星の見え方は悪くはなかったので F8余りと暗い光学系は やはり七難隠すのでしょうか。

Ln6e_cl1

斜鏡も汚れていました。だいぶ痛んでいますね。鏡は外さないので アルコールを含ませたティッシュペーパーを鏡面に載せ しばらくしてそっとティッシュをはがしてホコリなどを吸着しました。大型望遠鏡の主鏡などにも使えるやり方と某メーカー社長伝です。その後 アルコールを少し含ませたティッシュでごく軽く鏡面をなでるように拭きました。きちんと汚れが取れてるかどうかは 息を鏡面にかけると曇りますが 汚れが残ってると曇りにムラが出ます。

Ln6e_cl2 

曇りやホコリが取れ 痛みは依然としてあるものの何とか使えそうです。センターマークが消えてしまいましたが 元の位置に少しキズが有るのでマーク無しでも不自由は無いかも。

Ln6e_cl3

洗浄前の主鏡です。ホコリや僅かなカビ 直線状の僅かなスリキズがあり 斜鏡同様に少し曇っていました。主鏡はセルから外して流水で洗いしました。何十年も前の鏡なので メッキが痛んでないか 裏から強い光にかざして見ましたが 極小のピンホールが沢山ある以外 欠陥は無いようでした。光が透けて見えるかと思ったのですが まだ使えそうです。

Ln6e_cl4

主鏡のセンターマークの代わりに 主鏡底の紙にマークを付け 斜鏡の光軸出しに備えます。

Ln6e_cl5 

斜鏡を取り付け 接眼部からレーザーコリメータを当て マークに赤点が来るよう修正ネジで調整しました。

Ln6e_cl6 

洗浄後の鏡をセルに納めたところです。主鏡も軽くアルコールでふいてます。画像では派手なスリキズが付いているように見えますが 元からついてたキズが光の当たり方で目立ったのでしょう。円を描くように軽くふいたので 直線状のキズはつかないかと・・coldsweats01 

Ln6e_cl7 

主鏡セルを鏡筒に取り付け 光軸修正ネジでコリメータの中心に戻ってくるよう調整しました。 

Ln6e_cl8 

コリメータを180度回転させると 少し赤点が中心から外れますが この程度なら問題ないといいな~。 後は恒星像で光学系の圧迫などを確認すればOKかも。 

Ln6e_cl9 

接眼アダプターは右下のを使いました 右上のは端面の直交度でも少しずれてるのか レーザービームの芯が出ませんでした。

 

2009年10月17日 (土)

ジュラルミン板でアリガタ製作

アトラクスに望遠鏡やガイド鏡を載せる小型のアリミゾ・アリガタは ビクセン規格の小さい物を使っていました・・重い機材には心許ないですが。で 中型アリミゾだけは ビクセン製を持っていたので アルミ・ジュラルミン等小口ネット販売の とくきん から15mmX100mmX300mmのジュラルミン板を取り寄せ ヤスリなどでゴリゴリ削ってアリガタを作りました。

Arigata_1

製作に使った工具類と出来上がったアリガタです。15ミリの鉄鋼用キリは持ってなかったのでプラスチック加工用を使いましたが ジュラルミンは切削性が良いのかサクサク削れました。

Arigata_2

上から見たアリガタです。実にコンパクトです・・強度は既製品に劣るかもしれませんが・・

Arigata_3

下から見たところです。アリミゾ取り付けボルト頭を避ける長溝を掘るのに苦労しました。

Arigata_4

アトラクスに取り付けたアリミゾです。アリガタを固定するノブは 中央の1つだけから両サイドの2個に増やしました。内側のアリガタが当たる面には2ミリ厚のアルミ平板を貼っています。

Arigata_5

この状態でバランス合ってます。実戦投入は未だなのでどうなることやら・・大丈夫かなぁ

2009年9月29日 (火)

ファミスコ60Sを改造

ファミスコ60Sは軽量でガイド鏡に丁度いいのですが 焦点距離が400ミリなのでFC60の500ミリとほぼ重複します。

Fsco60s_1

ファミスコ60Sにデジカメを付けてM45を撮影すると

Fsco60s_2

まずまずの写真が撮れますが

Fsco60s_3

等倍画像で見ると 輝星に変な回折が出るし 星の形が三角形に歪んでいます。古くなったレンズの貼り合わ面がバルサム切れをおこしているので 星が変形して写るのかもしれません。

Fsco60s_4

そこで スコープタウンから購入したD60mmFL300mmアクロマートレンズ/セル付きに換装しました。セルが鏡筒より少し太いので 鏡筒を切断した後 ガスコンロで鏡筒をあぶって挿入しました。鏡筒のヘリコイド内筒も少し切断し 遮光環内径もカッターで大きくしました。WEBカメラでピント合わせた時 フリップミラー側の接眼レンズと同焦点になります。接眼レンズは広角で 倍率20倍実視界3度になります。

Fsco60s_6

重さはWEBカメラ込みで603グラムと軽量です。ただ FC60用の鏡筒バンド込みでは1キログラム余りになりますが それでも貧弱なガイドマウントでも実用になるかも。

Fsco60s_7      

QcamS7500とGAGP1でのガイド画面で何等星まで使えるか M45で試しているところです。ややピントを外していますが 7等星までは写っているようです。

Fsco60s_8

R200SSの800ミリガイドに使うので ズームアップして使います。すると もう少し暗い星まで認識するので ギリギリなら8等星でガイド出来るかも。

Ngc869ngc884r200ss_1x5min_tr

R200SS+コマコレクター3+デジカメで撮った二重星団の等倍切り出し画像です。焦点距離300ミリのガイド鏡でもガイドできてるようです。

Ngc869ngc884r200ss_6x5min

5分露光6枚合成のトリミング無し画像です。自宅からの撮影です。

2009年9月17日 (木)

タムロンSP350mmレンズのゴースト

ミラー望遠 SP350mmF5.6で星を撮ると 輝星の周りのゴーストが気になります。このレンズの後部にはフィルターが付けられるようになっていて クリアフィルターが付属しています。

Img_0206

青緑の明るい反射でゴーストの元かも知れない後部フィルターを外してみました。

Img_0205 

フィルターを外すとピント位置が変わりますが 無限位置を少し過ぎた位置で星にピントが合いました。

Img_4737

自宅からISO-800の15分露光一枚撮りのスバルです。ダーク処理だけしたので 強い周辺減光がそのまま出てます。

M45_sp350mm_2x15min

2枚合成して少し強調してみましたが・・フィルターを付けた状態でも撮って比べたかったんですが・・・部屋で仮眠していて 気がついたら朝になっていましたcoldsweats01

うーん?ゴーストが少なくなったような気もしますが・・フィルター外しでもピントが出るのが分かったので 今後は後部フィルター無しで撮ることに。

 

2009年9月10日 (木)

ケータイで月撮り 9/10

公開天文台の望遠鏡にケータイ電話のカメラを覗かせ 月や惑星を撮ってる場面に出くわしますが けっこう難しそうに見えますね。で どれほど難儀な事か自分のケータイで試してみました。

Img_0183

左が130万画素 右が200万画素のケータイで カメラ機能はオマケ程度です。今回 ペンタックス75EDHF望遠鏡にこのケータイを覗かせ 月を撮ろうという算段です。

望遠鏡の倍率は50倍程になる広角アイピースを付け ケータイカメラは30万画素に設定してズームを使い 明るさ補正のマイナスで露光オーパを防ぎました。

Grl_0025

左のケータイで撮った月です。画像処理なしの撮りっぱなし画像です。ホワイトバランスはオートですが 望遠鏡のアイピースとカメラレンズの光軸を合わせるのが想像以上に難しく ケラレや色バランス変な画像が大量に撮れましたcoldsweats01

Sh360008

続いて右のケータイで撮りましたが ご覧のようなケラレや

Sh360004 

色バランスの崩れた画像が大漁で

Sh360020

まともな画像がなかなか撮れません。いやー 難しいですねぇ。ケータイカメラを使いこなしてる人が天才に見えますhappy01 

ケータイカメラを楽に使いこなしてる人なら デジ一眼を使えば天体写真の達人にすぐなれそうなので 天体写真沼に是非いらっしゃ~い ですねぇcoldsweats01

Img_0318

ちなみにデジ一眼で撮った画像がこれで ケータイより格段にラクです。 2009/9/10  4h08m 露光1/13s  ペンタックス75EDHF+1.4倍バローレンズ+2倍テレコンバーター+EOS Kiss DX(ISO-100)  五藤マークX恒星時駆動

2009年8月27日 (木)

8/25 近場で星撮り 100SDUF vs SP350mm

このところ晴れ予報でも雲が多い天気で星撮り日和になりませんが 似た焦点距離の屈折と反射の試写に行ってきました。

100sdufvssp350mm

下の鏡筒が100SDUF焦点距離400mm  右上がSP350mmF5.6ミラー望遠で 左上は自作ガイド鏡で焦点距離は160mm程です。

Sp350

SP350mmでの北アメリカ星雲です。F5.6と暗いので ISO-1600で撮っています。  2009/8/25  23h19mから10分露光2枚合成×2モザイク  タムロンSP350mmF5.6  EOS Kiss DX改 ISO-1600  ビクセン旧アトラクス 自作ガイド鏡+QcamS7500  GAGP1オートガイド 阿南市福井町にて

100sduf

100SDUFでの北アメリカ星雲です。F4とミラー望遠より明るいのでISO-800で撮っています。 時刻はSP350mmと同じです。  100SDUF+EOS DIGITAL REBEL XTi改 ISO-800  10分露光2枚合成×2モザイク

Sp350   

続いてSP350mmでの網状星雲です。時々薄雲が通過しましたが 被写体が暗くなるだけです。自宅なら雲は明るいので 写真がカブって使い物になりません。 2009/8/26  0h25mから10分露光2枚合成×2モザイク  SP350mmF5.6

100sduf   

100SDUFでの同じく網状星雲です。10分露光2枚合成×2モザイク 100SDUF

気温が18度程で8月にしては低く ノイズが少なくて助かりました。色収差はあるものの 明るさで有利な100SDUFの写りが ミラー望遠のSP350mmより一枚上手でした。SP350mmでもISOを800にして露光20分にすれば 今回ほどの差は無いかもしれません。手のひらサイズ望遠が意外に健闘といったところでしょうか。     

2009年7月15日 (水)

ピント合わせマスクで試し撮り 土星状星雲

やっと晴れたのでピント合わせマスク試してみました。

Mask_1

噂?のマスクです ダウンロードして印刷した型紙を薄いプラ板に貼ってカッターで切りました。

Mask_2  

R200SS+エクステンダーで写したベガです。カメラのファインダーでは回折像の線は見にくいですが 真ん中に明るい点像がハッキリ見えるようにピントノブを回しました。気流が悪くてもピントの山は見つけやすい感じです。

Ngc7009_6x1min

で 1分露光6枚合成の土星状星雲です。1分では環の部分が写りませんねぇ。

Ngc7009_7x3min

3分露光7枚合成では なんとか土星に似た形が写りました。

Ngc7009_7x3min_x2

2倍に拡大して画像復元やシャープをかけたら 気流いまいちにしてはまずまずの写りかも。

データは 2009/7/15  01h05mから3分露光7枚合成。 R200SS+専用エクステンダー EOS KissDX改 ISO-800 旧アトラクス+FC60+QcamS7500 GAGP1によるオートガイド 自宅にて

Ngc7009_7x3min_s

ちなみにトリミング無しではこんな写りです。端は放射状に流れ 良像範囲はAPSサイズの半分位でしょうか。

2009年6月30日 (火)

DVカメラのコリメート撮影アダプター

DVカメラでの惑星撮りは PCレスでお気楽なのがいいですね。まあ 手軽な分 高画質な惑星像は得られませんが 眼視レベル位の画像なら撮れるような気もします。

Adapter_1

で 惑星撮りに使ってる機材です。左上の2個のスリーブがコリメート撮影アダプターで 昔 天文ガイドで配布されてたものです。スリーブの中に24.5ミリサイズのアイピースを固定してDVカメラの37ミリフィルターネジにアダプターを取り付けるようになってます。望遠鏡側は31.7ミリアメリカンサイズスリーブです。

Adapter_2

アダプターにアイピースをセットしたところです。

Adapter_3

望遠鏡のR200SSに取り付けた様子です。カメラのフォーカスはマニュアルにしておきます。

FC60など小型屈折望遠鏡に取り付けると 鳥などをドアップで撮れます。別途 集音マイクを付けると 遠くから鳥のさえずり入り動画が撮れて面白いかも。

その他のカテゴリー