天文

2017年5月26日 (金)

しし座銀河団 Abell 1367

4月と5月の5日分で合計10時間余り撮り貯めた しし座の銀河団Abell 1367を処理しました。FC60(合成焦点距離360ミリ)とチップサイズの小さな冷却CCDカメラで銀河の群れを一網打尽にできました。銀河同士の相互作用できたと思われる 不思議な形の銀河が多くて興味深い領域ですね。大型機材で撮った高解像画像が見たくなりました。
ほぼトリミング無し画像は こんな感じです↓
Abell1367_fc60f6_610min
2017/4/28 4/30 5/18 5/19 5/22  L86x5min RGB各12x5min
FC60+RD(F6)+SXVR-H694 iEQ45Pro アストロアート6スクリプト自動撮影 徳島県美波町
画面左上の明るい星は しし座93番星(4.5等星)で 写ってる銀河は明るくても12等星と 眼視するには大きな望遠鏡が必要そうです。
 
元画像を150パーセント拡大して主な銀河をトリミング
まずは 中央付近の巨大楕円銀河? NGC3862  中心は明るいけど その周りのハロは暗くて大きく広がってるようです・・右上にも長く伸びてるようにも見えます。ハッブル宇宙望遠鏡で撮影の 銀河中心巨大ブラックホールから光速に近いスピードで吹き出してるプラズマ流の静止画や動画がアップされてます。
Ngc3862
次は 巨大楕円銀河NGC3842と右の青く細長い銀河UGC6697で UGC6697は星が次々と生まれてるスターバースト銀河のようです。星の原料のガスは そのうち吹き飛ばされてしまうようです。
Ngc3842ugc6997
次はNGC3861で 土星と輪のような形の渦巻き銀河です。トリミング無し画像には同じような形の銀河が他にも写っているようです・・小さくて暗いけど・・・
Ngc3861
次もリング状構造の銀河NGC3821 
Ngc3821
次は何とも不思議な形のNGC3816  小さな銀河を取り込む時に出来たと思われるスジがうっすら写っています。ハッブル宇宙望遠鏡並みの高解像でぜひ見てみたいものです。
Ngc3816

2017年5月24日 (水)

おおぐま座の回転花火銀河M101

3日のべ6時間撮ったM101を処理してみました。1枚5分露光なので 全部で72枚。枚数が多くなると 出てくる画像が滑らかになって良いのですが 処理するのがだんだん面倒になってきました。
出てきた回転花火銀河M101 トリミング無しです↓
M101_fc60f6_240min
2017/4/30 5/18 5/19 L48x5min RGB各8x5min FC60+RD(F6)+SXVR-H694 iEQ45Pro アストロアート6スクリプト自動撮影 徳島県美波町
等倍トリミング画像は↓
M101_fc60f6_240min_tr
画面下の小さい銀河がNGC5474で不思議な形です。中に真珠が入ってる貝のように見えます。
 

2017年5月13日 (土)

Astroart6のスクリプトで最大12個のボタンが使える

アストロアート6のスクリプトを走らせて冷却CCDカメラで撮像しているんですが 露光時間のインプットなどはキーボードをたたいていました。薄暗いので入力間違いもありそうです。マウスでボタンに割り当てた数値が入力出来たら便利ですが最近 ボタンを扱えるようにアストロアートのスクリプトがバージョンアップされたようです。
ビニング撮影の2つの変数にボタンで入力を試してみると
Aas
上の2行で変数binLにLフィルターのビニング数を代入
Aal
下の2行で変数binCにRGBフィルターのビニング数を代入してみます
Aargb
左端のボタンに よく使う数を割り当てると便利かと・・
Aae
露光時間は自分の場合 5つのボタンにそれぞれ 300 600 10 60 120 とか割り当てておくと だいたい間に合うかな?
 

2017年5月 9日 (火)

ヘビ座の散光星雲 M16

わし星雲と呼ばれてるM16を撮ってみました。ガイドグラフの安定度いまいちでしたが 対象の高度が低い時間なので仕方ないかも。
FC60で撮ったM16わし星雲↓ トリミング無しです
M16_fc60f6_120min_s
2017/4/29 1:18- 24x5min(L12枚 RGB各4枚) FC60+RD(F6)+SXVR-H694 iEQ45Pro オフアキシスディザガイド
 
等倍トリミングは↓
M16_fc60f6_120min_tr
 

2017年5月 3日 (水)

うみへび座の回転花火銀河M83

FC60と冷却CCDカメラで撮った天体シリーズ こんどは南の回転花火銀河M83です。
M83_fc60f6_120min
2017/4/28 22:53- 24x5min(L12枚 RGB各4枚) FC60+RD(F6)+SXVR-H694 iEQ45Pro オフアキシスディザガイド
焦点距離360mmでは さすがに小さいので1.5倍に拡大してトリミングすると↓
M83_150p_tr
口径6センチ小型望遠鏡にしては なかなかの写り? ぱっと見20センチで撮ったかのようです・・気流の悪い日本の空では 長焦点の威力がなかなか発揮出来ない日が多いので 小型短焦点で撮るのも有りかなぁ?

2017年5月 2日 (火)

4/29未明のパンスターズ彗星 C/2015 ER61

尾を伸ばした姿が写るかもと 夜明け前のパンスターズ彗星を撮りましたが 低空の透明度の悪さの為か長い尾は写らずでした。
C2015_er61_fc60f6_24min_2
モノクロ反転強調すると 長さ1度以上の尾がある気はしますが・・↓
C2015_er61_fc60f6_24minr_2
2017/4/29 3:36:05- 12x2min FC60+RD(F6)+SXVR-H694 iEQ45Pro 徳島県美波町

2017年4月26日 (水)

ケンタウルス座の電波銀河 NGC5128

南に低くて自宅から撮れない銀河を美波町で撮ってみました。
空の状態はSQM-Lが21.3程度で やや白っぽい夜空でしたが 春なのでこんなもんかも。
透明度いまいちでも風が弱いのは大助かり・・・晴れたら強風に泣かされた事 数知れずthink
Ngc5128_fc60f6
2017/04/23 23:38- 12x5min FC60+RD(F6)+SXVR-H694 バーダーLRGBフィルタ iEQ45Pro オフアキシスディザガイド  アストロアート6による自動撮影

2017年4月20日 (木)

地球接近小惑星2014JO25

雲が出る天気予報でしたが 小惑星が近づくらしいので美波町にプチ遠征してきました。
2014jo25_224808225620
左上から右下に移動している小惑星2014 JO25  約8分間の動き
2017/04/19  22:48:08-22:56:20 100x3sec  FC60+RD(F6)+SXVR-H694(bin 2x2) iEQ45Pro
ステライメージ7で比較明合成
ステラナビゲータ10でのシミュレート画像は↓
2014_jo25
撮影中は強風が吹き荒れ ノートパソコンを飛ばされないよう手で押さえながらの撮影でした・・2月は飛ばされてあやうく壊れそうに。望遠鏡も風に煽られ 撮影した星がブレブレでした(;'∀')
この後は風が止んだものの 薄雲か?透明度が悪くなって彗星撮影は中止に。
トリミングした画像をgifアニメにしてみました↓
2014_jo25
 
 
 

2017年3月 2日 (木)

2/24-25の星撮り

比較的明るい彗星目当てに美波町へプチ遠征。夜半から風が強くて難儀しましたが 雲に邪魔される事は無かったです。望遠鏡とカメラはいつものFC60とSXVR-H694冷却CCDカメラでLフィルターによるモノクロ画像。画角は 横2°縦1.5°で どの画像もほぼトリミング無し。
まずは41Pタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星。 この春に近づいて明るくなるらしい
41pfc60f630x1min
2/24 23:51- 30x1min FC60+RD(F6)+SXVR-H694 Lフィルター bin2x2
続いて45P本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星。地球から遠ざかり中
45pfc60f624x1min
2/25 01:13- 24x1min
次はC/2015 V2ジョンソン彗星。夏に近づいて明るくなるらしい
C2015v2fc60f601h57m30x1min
2/25 01:57- 30x1min
彗星撮影終了の後 南天・北天の大球状星団を撮影
まず ケンタウルス座のNGC5139 ω星団
Ngc5139fc60f69x3min
2/25 03:09- 9x3min FC60+RD(F6)+SXVR-H694 Lフィルター bin1x1
最後はヘルクレス座のM13
M13fc60f612x2min
2/25 04:28- 12x2min
ω星団の巨大さが際立ってます・・低空で厳しい撮影条件なのが惜しい

2017年2月20日 (月)

撮影写野中心への天体自動導入

赤道儀の自動導入一発ではカメラの写野中心に入りません。下手すると写野から外れている事も。こんな時 撮影された画像から座標を計算して目標を中心に導入する機能があると便利ですが ステラショットやAPTにはこの機能があって便利そうです。
自分は天体統合ソフトのAstroart6を使ってるのですが 写野中心導入のスクリプト例がAstroartに載ってるので しし座のレグレスでスクリプトを走らせてみましたが・・
Aa6_regulus
レグレスは中心から右上に外れています(-_-;)
↑の結果はステラナビゲータやTheSKYなどから導入した場合で Astroart6付属の星図からは中心にちゃんと入ってきます。画像からの座標計算は一瞬で終わります。
Astroart6は2000年分点で計算してるようで 外部プラネタリウムが使ってる視位置との差が導入誤差になったようです。
で 2000年分点に変換したらいいかもと↓の1行をスクリプトに挿入すると
ra,de = PrecessionJ2000(ra,de)
レグレスは写野中心に来たのでした。
Astroart6のテレスコープコントロールにJNowにチェック入れる処があるんですが なぜかうまく動作してないようでした。
よく分からんけど とりあえず中心に持ってこれたので まぁええか。
 

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