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2014年10月29日 (水)

失敗 フラットフレーム更新

プチ遠征で取得したフラットフレームは現地でのスカイフラットが4枚と少なかったので ノイズが多くて難儀しました。

なので 自宅で白いパネルを撮影したフラットフレームを16枚取得。枚数が4倍になって滑らさは改善したのですが・・・

20141024_c2012k1

パンスターズ彗星画像で試してみたら ざらざら感は確かに減少ました。でも 強調すると画像周辺の色味が大きく外れてるのが一目瞭然。フォトショップでいじってみましたが 修正しきれませんでした。

モノクロ冷却CCDカメラでは全然問題無いのですが ワンショットカラーのデジカメではフラットが合わないのを再認識しました。RGB独立して明るさ変化できる高品質な光源があったらなぁ・・。現状では 手間かかってもスカイフラットフレームを16枚80分とか撮るしかないのかも(^_^;

Sky_vs_lcd

PCの液晶モニター画面の色を天体画像のライトフレームに合わせて取得したフラットフレームで5分1枚のオリオン画像を処理・強調しました。下の画像がそれで 色むらが派手に出て使い物になりません。上のスカイフラットならムラは出ないのに・・・


 

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天文」カテゴリの記事

コメント

ご無沙汰しています。
私もELフラットパネルを使っていますが、あまりきれいにフラットがあいません。
知り合いに聞いたところ、ELフラットパネルは光源が無限でないのでやっぱりスカイフラットの方がいいのではと言っていました。
今度私もスカイフラットで撮ってみたいですが、いつもの撮影はISO1600なので、スカイフラットもISO1600で撮ると明るすぎになるので、かなりの減光が必要だと思います。

カムイミンダラさん、コメントありがとうございます。こちらこそご無沙汰しています。留守にしていて返事が遅くてすみません。
仰るように正確なフラットフレームを取得するのは難しいですね。久しぶりにデジカメ画像を強調処理してみて、あらためてフラットが簡単には合わない事を思い知らされました。
カムイミンダラさんの場合は、分子雲など淡い対象が被写体で半端無い強調処理が必須となり、なおさらフラットフレームの正確さが求められるのでしょうね。
スカイフラットフレームの輝度はライトフレームと同じくらいで良いのではないでしょうか。それなら、ライトフレームと同じISO1600で同じ露光時間でいけるような気がしますが、飽和が近いような明るすぎる場合は露光時間を切り詰める必要があるのかも知れませんね。

pig
こんばんは。ご無沙汰しております。
えー、FS-60CB、タテ構図で撮影したとします。
今の時期だと、カシオペアのIC1396だとします。
撮影時刻にもよりますが、画面の下部は光害の影響がすくなからずあります。
上部の天頂方面は光害はすくないです。すると、フラットも撮影地でゲットする方がいいのではないかと思うのです。
オーロラ社のELフラット板も持ってはいるのですがこのフラット板と同じ均一の明るさ(勾配をもつ)背景の撮影地がないのです。
で、最近ELフラットは使っていません。皆さんのフラットゲット方法を教えていただけないでしょうか。
なお、このELフラット板は明るすぎるのでくるまのスモークフィルムを貼ったアクリル板を3枚重ねています。

優香さん、こんにちは。
スカイフラットフレームを撮る自分の場合。
1) 用意するレジ袋は無色でスリガラスのように光をまんべんなく拡散する物を1枚だけ使っています。袋が薄い青や緑などに着色されている物や、無色だけど文字や模様が印刷されている袋を使うのは避けています。が、前回撮ったオリオンは常時使っている袋を忘れたので、夜食を調達したコンビニ袋(サンクス)の無地の部分を使いました。
2) この袋を望遠鏡の筒先に被せてゴム紐で止めるだけですが、光をまんべんなく拡散する袋はなかなか無く、一方向に拡散が偏るのがほとんどです。なので、万全を期すならフラットを撮りながら時々、袋を回転するのがベターと考えます・・・自分は一度取り付けたらそのまんまですが。
3) 赤道儀を止めて望遠鏡を天頂付近に向けますが、天頂付近に木星のような超明るい星や天の川が有る時間帯は避けます。
4) 星雲など被写体を撮るときと同じiso感度と露光時間で8枚以上撮り、加算平均でコンポジットしてフラットフレームとします。勿論、フラットダークも撮っておきます。

撮影地の周りの街灯など環境光が明るくて筒先を照らす場合は望遠鏡の向きを変えます(前記のオリオンの場合は北約100メートルにLED街路灯が1台あったので望遠鏡を天頂から少し南に振った)が、複数の光源が筒先を照らすような環境ではお手上げです・・・例えば自宅の場合。基本、光害地で上質のフラットフレーム取得は無理ではと考えます。

天の川がハッキリ見えるような暗い撮影地では、自分の少ない経験ではレジ袋フラットが断然合いました・・後は傾斜カブリが微かに残るのみです。ただ、写野が広いカメラレンズでは大気光や大気吸収が仰角で違うためかレジ袋フラットは通用しないようです。

pig
こんばんは。ご教示ありがとうございます。
私は「トレペ」を使っているのですが、コンビニ袋の方も多いですね。↓この方もそうです。
http://orange.zero.jp/k-yoshimoto/

雑誌にもよく登場するかなり有名?な方ですがコンビニ袋使用の常習者?です。
彗星は光学系の周辺減光をきちんと補正しておくことが 尾の長さがどこまでか?を決める際重要なようです。
トレペはクシャクシャにした場合 フードとの間から迷光が入る恐れがあるのでやわらかいコンビニ袋の方が良さそうですね。
「フラットダーク」までとっておられるようですが「違い」はお感じになりますか?

優香さん、こんにちは。
拡散板にトレーシングぺーパーを使うのも良く使われてる方法のようですね。自分は手近にあったレジ袋やコンビニ袋を使ってみただけですが(^_^;

コンビニ袋を愛用されてるベテラン観測者の方がいらしたのですね。では今後はコンビニ袋を捨てずにとっとく事にしますね(^_^)

フラットダークはダークフレームと共用しているので特別に撮っているものではありません。フラットフレームからフラットダークを引いた物をマスターフラットフレームとして取り置きし、露光時間の違うライトフレームの処理にも使っています。モノクロ冷却CCDカメラの常套手段で実績ある処理と思いますが、特性がリニアなモノクロ冷却CCDカメラと違って内部処理があらかじめ加えられているデジタルカメラにそのまま当てはまるのかは分かりません。今までの経験ではデジカメでも大きな破綻は無いと思っていましたが・・・真相はいかに??

↑の自己レスです。
コンビニ袋フラット処理の時、フラットフレームと露光時間が違うライトフレームにフラット処理した場合をオリオン画像で確かめました。
2分露光のライトフレームを5分露光のフラットフレームで処理すると・・・周辺減光やゴミ影が補正されてうまくいったかに見えたけど、ぐぐっと強調すると横縞が残った。1分露光なども同様。
縞が出ずフラット補正もほぼ完璧なのはフラットとライトの露光が同じ5分画像だけとなりました。
完成画像に妙な横縞が出ていて何故?と思っていましたが、多段階露光の2分画像以下に5分フラットを適用した為かもしれません。
うーん、モノクロ冷却CCDカメラでは起きなかった現象では?。価格が安くて手に入れやすいデジカメだけど、その処理は高価な冷却CCDカメラよりずっと難しいのかもしれません。

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