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2012年5月23日 (水)

スカイモRで75EDHFをノータッチガイド

スカイメモRのウォームギアを再研磨してピリオデックモーションを計ってみました。

Sky_memo_pm_tr

左が前回 右が再研磨後です。グラフの形に変化はありますが 振れは±9秒ほどでしょうか・・ちょっと期待はずれな気がしますが 極軸周りのバランスをキッチリ合わせたのが裏目に出たのかも。P.M測定はいつものように75EDHF+2倍リアコンバーター+EOS X4です。

次にリアコンバーターを外し 焦点距離500mmにしてM13を5分露光で6枚連写してみました・・・極軸望遠鏡での極軸修正はしましたが 軸まわりの東西バランスは合わせたままです。

M13_a

等倍で切り出したM13ですが 星の流れの大きいコマと小さいコマが交互に撮れました。

で 極軸の東側が少し重くなるようにバランスを崩して撮ると

M13_b

星の流れの極端に大きなコマは無くなりました。ただし バランス合わせて写した中で止まっているコマに比べると 星の流れは少し大きいようです。

極軸周りのバランスを再び合わせてM57を撮って見ると

M57

やはり 流れの大きいコマと流れの小さいコマが交互に現れました。

で 流れの小さいコマをステライメージで処理してみました。ダーク処理はしていますが フラット処理はしていません・・周辺減光補正の簡単処理にとどめました。

薄雲通過でマシなコマが3枚しか撮れなかったM57のトリミング無し画像は こんな感じです。ノーマルカメラなので M57の赤味が少ないです。

M57_3x5min

2012/05/23  01h08m- 3x5min ペンタックス75EDHF(f500mm)+EOS Kiss X4 iso400 ケンコー スカイメモR ノータッチ 自宅にて

9枚を処理したM13のトリミング無し画像は

M13_9x5min_s

色収差で明るい星の色滲みが目立ちますが 小さい画像なので星の流れはあまり目立ちません。

M13_9x5min_m

1/2に縮小した画像から切り出すと 星が延びて丸くないのがバレてきます(^^;

2012/05/22 22h45m- 9x5min 75EDHF(f500mm)+EOS Kiss X4 iso400  ケンコー スカイメモR ノータッチ

いろいろいじくり回したスカイメモRですが 焦点距離200ミリ程度までなら なんとか星の流れが目立たない追尾精度になった気がします。あれこれ手を加えた機材なので 愛着がジワーと涌いて来ましたhappy01

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コメント

こんにちは。

スカイメモ素晴らしい仕上りになりましたね。
ノータッチで500mm 5分なら上出来ではなでしょうか。
これなら200mm10分は楽勝かな?
モーターは交換しているのですか?

途中で放り出したままの私のNSも研磨しようかと思います。

hoo-さん、こんにちは。

再研磨後は、極軸周りのバランス次第では実写結果が±5秒以下の振れに見え、思わぬ高精度に自分でも驚いています。

伝達ギアやギアードモーターによる振れが、ウォームギアとホイルによる振れより十分小さい場合は、ウォームギアの研磨はかなりな効果有りとの感触です。

自分の場合のギア研磨は、ギアを組み付けたまま研磨しました。ウォームのグリスを歯ブラシ等で大まかに除去したあと、バルブコンパウンドを塗布。その後、ウォームのクリアランスを押しネジで調整、ウォームネジに付けた手動ツマミをグルグル回しました。手動ツマミを回している時は、ガラスを研磨する時のような抵抗感が指に伝わってきて、研磨している感触を実感しました。研磨終了後はコンパウンドをアルコールを含ませた歯ブラシ等で除去した後、グリスを塗りました。
ギアを組み付けたまま作業をしたのは、ウォームネジとホイルの接触面は小さいので、分解組み立てしていたのでは接触面の再現が難しいと考えたからです。
バルブコンパウンド3000では研磨面が鏡面にならず、細かいボカシガラスのような面になります。なので、高速導入が前提の赤道儀では、もっと細かい粒子のコンパウンドで鏡面仕上げする必要があるかも知れません。スカイメモは恒星時駆動のゆっくりした動きなので、金属光沢の滑らかさはなくてもギアの摩擦抵抗や追尾精度に及ぶ影響は少ないのではと思っています。
スカイメモRに今使っているのは、タカハシHD-4に付いていたモーターです。中古モーターなので、耐久性がどの程度か分かりませんが、恒星時駆動ではギアードモーターの劣化は小さいのではと楽観しています。

ウォームギアを研磨する場合は、コンパウンドの混入などで軸受け等を痛めないよう、細心の注意で作業されて下さい。

こんばんは。

詳細な研磨方法ありがとうございます。
これで私のNSも研磨する決心がつきました。
ただNSのウオームネジはRより細く同様な効果が得られるか不安です。まあ、やってみなければ分からないので折りを見て実施したいと思います。
でもその前にモーターを交換したいです。

300mmノータッチ10分ならTOASTに負けない精度ですね。

こんばんは。

ギア研磨は自己流ですので、本当にこれで良いのか分かりませんが、追尾精度は確かに向上したように思われます。
スカイメモNSは所持していないので自分には分かりませんが、スカイメモRとは違う注意点がNSにはあるのですね。
hoo-さんのスカイメモが、より高精度に変身するといいですね。

スカイメモはTOASTより重くて嵩張りますが、自分でいじれる自由度はスカイメモの長所かもと思いました。

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