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2011年10月 8日 (土)

スカイメモRのウォームギア研磨

所有してるスカイメモRのギア偏芯が小さくなるかもと ウォームギアに通販で購入したバルブコンパウンド(カーボランダム#3000)を塗って研磨してみました。手探り研磨なので 追尾精度を測定しての試行錯誤の繰り返しかも・・・過去の試行錯誤はどれも失敗してるので 今回も徒労に終わる確率大です(^_^;

オートガイドすれば 焦点距離200ミリ程度は簡単に星を止められますが ポータブル機材の良さが無くなるので ポータブル機材の方が大きい赤道儀よりも高精度でいて欲しいです。200ミリノータッチは高望みとして 100ミリ程度まではノータッチ出来るといいのですが・・・

Sky_memo_r

ウォームのグリスの代わりにコンパウンドを付けて 手動でウォームネジをグルグル。ホイルを正転・逆転とりあえず3回転分回してみました。ホイルの一部で回転が渋い部分があるので その付近は余分に研磨・・回転の渋い部分は無くなったので アルミ合金のホイルは研磨出来たと思われますが スチールのウォームネジは硬いので 偏芯がマシになったかは不明です。スカイメモはウォームブラケットの調整機能が無いので 紙を挟んで調節しています。

ウォームネジを電動工具でブン回す手もありそうですが 下手すると軸受けを痛めそうで怖くて出来ません。

9日に研磨後の画像が撮れたので 研磨前の画像と合わせて比べてみましたが・・

Sky_memo_r_pm

左画像が10/4に撮った研磨前 右が10/9に撮った研磨後で露光は20min 中央はアルビレオです。若干効果が出て 振幅が±17"程度から±15"程度になってるように見えます・・もう少し研磨した方が良さそうですが 周期の短い振れが気になります・・・ステッピングモーターのギアボックスの精度が悪いのではと疑っていますが 中は多数のプラスチックギアと最終段の金属ギアで いずれも小さなギアなので手を加えるのは難しそうです。

実は 研磨前の画像も ギアボックスのギア当たりが改善するかもと 1週間ほど2倍速でスカイメモを動かし続けた結果 以前の±20"超から少し改善しているのですが 劇的には良くなりませんでした。ギアボックスの精度が良ければ 現状でも±10"程度がありそうですが・・・うーん どうしたものやら(^_^;

追記 10/19 :その後 ウォームギアを再研磨しました。前回の3回転から 一気に10回転して指が痛くなりましたが・・・

Sky_memo_r_pm_2

今回も露光は2周期分の20分で赤道付近の星を撮ってみました。ウォームネジの偏芯は ほぼ退治できたように思えますが ピリオデックモーションが明確に小さくなったようには見えません・・・周期の短い振れの対策が思いつかないので 目標の±10"は厳しそうです(^_^;

追記 10/24 : ステッピングモーターギアヘッドの出力軸がわずかに曲がっていて 軸受けを支点にして首振り運動をしていました。で 軸の径は3ミリと細いので 軸にパイプを挿入して軸曲がりを修正してみました(力ずくで曲げました)・・わずかに修正不足でしたがピリオデックモーションを計った所 目標の±10"がなんとかクリア出来ました。

Sky_memo_r_pm_3

モーターギアヘッドの精度が良く 周期の短い振れが無視できる位なら 小型赤道儀では高精度といわれてるタカハシP2Z(±5"程度だそうですね)に迫る追尾精度になったかもしれませんね・・・惜しいなぁ~~ハァ。

ともかく ウォームギア偏芯修正は意外と簡単に出来ることが分かりました。精度が出ていない中古赤道儀を安く手に入れ 高精度赤道儀にリニューアルするのも面白いかも知れません。

 

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コメント

こんばんは。
自分でメンテナンスできるなんてすごいですね。
私は赤道儀をバラすなんて怖くてできません。最近高速移動させるとアトラクスがキィーと鳴くようになったのでなんとかせにゃならんのですが。来年にはOHしようかと思います。
調整上手くいくといいですね。

前回のジャコビニを見ていらっしゃるのですか。前回は見てないので今回こそと思いましたが、スカでした。

こんばんは。

スカイメモなかなか難物ですね。私のスカイメモNSも常時ピリオディックモーション20秒を切るのは難しいです。ウオームの場所によってむらがあります。コンパウンド無しで約3時間ラッピングしましたが劇的な効果なく暗礁に乗り上げています。コンパウンドで研磨しようと思っていますが仰るとおり軸受けも研磨されてしまうのではと思案中です。カタログの200mm30分までというのはどういう意味ですかね?

hoo-さん、こんばんは。

ちっとやそっとの事では、目標精度に出来ないスカイメモ、いやはや難攻不落の城みたいです。

ラッピングの時だけ使う軸受けがあれば、思いっきり回せそうですが・・・メーカー以外は部品調達が難しそうですね。
200mm30分、銀塩写真の頃の目安でしょうか?。微細ピクセルのデジタルデバイスでは、銀塩の数倍の精度が要求されるかもしれませんね。

てげてげさん、こんばんは。

徳島の田舎では近くに天文機材をメンテナンス出来る店が無いので、仕方なく自分でいじくっております・・まあ素人細工なので、よけいに悪くする事も多々あります(^_^;

ジャコビニはピークが極東地域を外れてしまったようですね。短時間しか出現しない群流星は本当に運次第で難しいです。1998年は県南の今は無き国民宿舎の屋上で見ていたので、早くから到着していてラッキーでした。

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