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2009年12月

2009年12月31日 (木)

便利な小物

夜間 望遠鏡操作してて便利だった小物です。

Benri_1

百均ショップで買った蓄光テープです。普段は役立たずですが 足下も見えないような暗い撮影地で威力を発揮します。数時間もうっすら光ってるので 三脚などの足回りに貼ると便利。

Benri_2

ライト付ルーペですが・・

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豆電球は星撮り用には明るすぎるので 高輝度ではないLEDを組み込み

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夜間 カメラやメモ帳の確認に丁度良い照度になりました。電池の極性が逆だったので 電池ホルダーに無理矢理逆に入れてます。ビクセンの電源て 他社と極性が逆なんかな?

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老眼で見づらくなった 手動導入赤道儀の目盛環読み取りに便利です。

今年もあと僅かになりました。来年はピンホール望遠やISSの高解像撮影など 今年は消化不良だった課題にも取り組みたいです。ともかく 良い天気に恵まれるといいですね・・寝る暇ないくらいmoon3

このブログに訪れていただき、ありがとうございました。2010年もよろしくお願い致します。      

2009年12月30日 (水)

R200SSでM81 M82

雪雲が去ってよく晴れましたが 遠征に出る元気は無いので自室から おおぐま座の銀河を撮ってみました。寒気で気流ボロボロかと思ったら R200SSの800ミリ程度ならなんとかなりそうなピントでした。で 自動導入でM81とM82を写野に入れ 延々と撮り続けました。各露光の始めに構図を少しだけ変えるだけで 後は部屋で寝袋にくるまってぬくぬくしてますhappy01

M81_m82_r200ss_170min_r

総露光170分のM81とM82で トリミング無しです。透明度がいくら良くても 自宅から冬の銀河が見えない環境なので淡い光は写りませんが 非冷却デジカメでも零度近い気温でノイズが少なくなって助かります。 2009/12/19  1h53mから10分露光12枚と5分露光10枚合成 R200SS+コマコレクター3 EOS DIGITAL REBEL XTi改  ISO-800  旧アトラクス+AGS-1  自作45mmガイド鏡+QcamS7500  GAGP1でオートガイド 自宅にて

M81_m82_r200ss_tr_r

横に並んだ構図が好みです。処理はほとんどステライメージ6でやってます。ベイヤーでダーク・フラット ホットピクセル除去 RGBカラー変換 コンポジット デジタル現像 色彩強調 背景のノイズ切り捨て 画像復元などです。復元は半径を変えて2回やりました。フラットフレームは いつものレジ袋で5分6枚撮り(薄明が迫っていた) 5分6枚のダークを引いて本日のフラットフレームとしました。10分露光のライトフレームは このフラットフレームと10分6枚のダークフレームを使って処理しました。ダークとフラット兼用の変則処理から ダークとフラットは別の基本的なやり方に戻したわけです。自分のデジカメはケラレの元のミラーボックススポンジは除去していませんが よほど強調しないかぎりフラット・ダーク処理でケラレの影は出ないようです。ただしカメラレンズ(特に広角レンズ)はフラットがきちんと合いません。

M81_r200ss_tr_r  

等倍トリミングのM81です。色彩強調しすぎかも。星に色ズレが出てますね。

M82_r200ss_tr_r

等倍のM82 赤いのが写ってないので冴えませんねぇ。冷却カメラとHαフィルターが無いと辛いところです。

高価な望遠鏡には及びませんが 数万円の古いR200SSでも案外楽しめるかもhappy01

12/28 追記: フラットフレームの枚数を増やして再処理して 黄色に転んだ色調も修正した画像に置き換えました。

12/30 追記: 暗部の切り捨てが少ない処理画像を追加します。滑らかな画像には程遠いので 何日かに分けて多数の画像を取得して合成するのがいいかも。

M81_m82_r200ss_tone_tr   

2009年12月25日 (金)

R200SSでNGC2403 NGC3718

懲りもせず またまた銀河撮りです。あまりに小さくて淡い銀河は 自宅からでは冬の透明度でも辛いので 今回はちと大きめの対象を選びました。

Ngc2403_r200ss_10x8min

きりん座の銀河 NGC2403です・・トリミング無し。明るく大きい銀河ですが 自宅からでは周辺の淡い部分は写りませんでしたcoldsweats01  2009/12/23  0h45mから8分露光10枚合成 R200SS+コマコレクター3 EOS DIGITAL REBEL XTi改 旧アトラクス+AGS-1  45mmガイド鏡+QcamS7500  GAGP1でオートガイド 自宅にて 

Ngc2403_r200ss_10x8min_tr

等倍トリミング画像です。すばる望遠鏡画像は赤い散光星雲が見事ですが デジ一眼のブロードバンドでは赤いのはなかなか写りませんねぇ

Ngc3718_ngc3729_r200ss_10x8min

つづいて おおぐま座の銀河 NGC3718と3729・・トリミング無しです。ニアミスして お互いの引力で変形したのかな?・・面白い形ですね。 2009/12/23  2h50mから8分露光10枚合成 他データはNGC2403と同じです 

Ngc3718_ngc3729_r200ss_10x8min_tr

こちらは等倍トリミングです。右のNGC3718の下にも小さな(遠く) の銀河が数個群れて お互いに相互作用で少し変形してるようです。   

2009年12月22日 (火)

おおぐま座の銀河 NGC3359

明るさ10等台で大きさ7分角につられてR200SSで撮ってみると 銀河の中心付近がやっとこさ写る程度でがっかり。

Ngc3359_r200ss_20x8min

等倍トリミングでこの程度です。青く写る銀河は輝度が低いのが多いのかな?超新星でも出んじゃろか。 2009/12/22  1h11mから8分露光20枚合成 R200SS+コマコレクター3 EOS DIGITAL REBEL XTi改 ISO-800  旧アトラクス+AGS-1  45mmガイド鏡+QcamS7500  GAGP1オートガイド 自宅にて

2009年12月20日 (日)

R200SSで散開星団 

20日未明は透明度が悪くて雲の通過もありましたが、途中まで晴れてたので散開星団を撮ってみました。

M36 

M37

M38

Ngc2266

上から順に ぎょしゃ座の散開星団M36 M37 M38で 一番下はふたご座のNGC2266です。5分露光4枚合成の簡単処理でトリミングなしです。ダークもフラットも撮らず 前日のフラットとダークを使いまわしましたが 透明度が悪い空ではナトリウムランプの影響かバックのオレンジ色が強くなり 前日のフラットでは合いません・・強調するとバレバレですねcoldsweats01。どれも雲の通過がありましたが GAGP1はガイド星を見失うとガイド停止してモータードライブの恒星時駆動にゆだねるので便利です。NGC2266の終了間際から空いちめんの曇りになったので終了しました。

フラットは面倒でもちゃんと撮らないと駄目ですねぇ。自分がフラット撮りに使ってるレジ袋は 明るい白い点光源を袋で透かして見て 色が変わらずに均等にボケてくれる物を使っています。色が赤っぽくなったり 芯があるボケ方をする袋は駄目ですね。

2009年12月17日 (木)

小型ガイド鏡でR200SSをガイド

先日 工作したR200SSのブリッジプレートに小型ガイド鏡を付けてガイド撮影してみました。R200SSが800mmなので その1/4にも満たないガイド鏡の焦点距離では 極小ピクセルサイズのQcamS7500とズーム機能でも ガイド精度不足で星が流れると思ってたのですが・・・

60gs_vs_45gs

左が11月に半自作60ミリガイド鏡(f 300mm)でガイドしたNGC3184で 右は今回45ミリガイド鏡での試写画像です。てっきり ガイド不良になると思ってたのに 赤道儀にガイド信号を頻繁に出して星がほぼ丸く写っていました。遠征撮影に持って行く機材の減量が出来そうで うれしい誤算です。で 自宅からの本番撮りは・・

Ngc2841_r200ss_12x8min

おおぐま座の銀河 NGC2841です。8分角とあまり大きくないので トリミング無しでは詳細はさっぱり分かりませんね。 2009/12/17  1h24mから8分露光12枚合成 R200SS+コマコレクター3 EOS Kiss DX改 iso800  旧アトラクス+AGS-1  ブリッジプレートの45mmガイド鏡+QcamS7500  GAGP1でオートガイド 自宅にて

Ngc2841_r200ss_12x8min_tr

等倍で切り出したNGC2841です。恒星雲までは写りませんでしたが 渦巻がかろうじて分かります。 銀河の多い領域なので 遠くの銀河もいろいろ写っておもしろいですね。

2009年12月16日 (水)

ジュラルミン板で工作

モノタロウのジュラルミン定形サイズで アトラクスのアリガタとR200SSのブリッジプレートを作りました。寸法切りしないで加工に取りかかれるのは楽ですね。

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15mmX100mmX120mmの板を台形加工と面取りした後 鏡筒バンド用の8mmネジ穴加工したアリガタです。

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100SDUF鏡筒を取り付けた場合 カメラ側が重くなるので 鏡筒バンドは出来るだけ対物レンズ側に寄せてます。

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タカハシ規格鏡筒バンド類を取り付けた様子です。

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続いて R200SS付属の取っ手バンドを外して取り付けたブリッジプレートです。寸法は10mmX40mmX190mmです。カメラ雲台用の1/4インチネジを中央に付けました。

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小型ガイド鏡を取り付けた様子です。100SDUFではガイド精度OKの実績がありますが 焦点距離が倍のR200SSでは無理かな?

室戸岬から見た 足摺岬に沈む太陽

14日 だるま夕日が見えないかなと室戸岬に行ってきました。途中の海陽町で 9月の開店前に訪れた事のある つけ麺がおすすめのチャンネル55で食事。墨入りも混じる 歯ごたえしっかりの本田麺?とスープが美味しかったです。乳成分と酸味が絶妙のアイスクリームなどもご馳走になり 気分良く南に向かいました。

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室戸岬のネコです。数匹のネコを見かけましたが 頂点はこのネコのようです。自転車に乗ったおじさんがおいしそうなエサを持ってきました。どうりで 徳島名物の大判焼きに見向きもしない訳ですねぇ。 

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海岸近くで水を飲んでます。海水?と思ったら どうやら淡水のようです。

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標高200メートル余りの室戸スカイラインから見た日没です。レンズは350ミリミラー望遠です。水平線に掛かる雲が邪魔だなぁと思ったのですが 後でカシミール3Dのシミュレーションで調べたら 足摺岬先端近くの標高400メートル余りの山(白滝山)が島のように見えてるのでした。足摺岬先端は水平線の下です。室戸岬から直線距離で130キロほどです。何度か室戸岬に来ましたが 足摺岬の山を見たのは初めてかも。

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こちらは50ミリレンズでの風景です。中央やや左の小さい島のように見えるのが足摺岬の山で 中央やや右の大きい島のように見えるのが 足摺岬の北西20キロにそびえる標高900メートル弱「今ノ山」のようです。 

     

2009年12月 9日 (水)

R200SSでエリダヌス座の銀河  12/8

秋の銀河を撮ってみました・・明け方の春の銀河は月明かりで無理なので 月の出まで季節外れの銀河で練習です。天気が下り坂なので 気流が少しはマシかと思ったのですが・・撮れた星はボケボケ ガイド星もフラフラしていました。

撮影地の気温は3℃でほぼ無風だったので 機材が夜露でびしょ濡れでした。カメラに電源供給するアダプターを忘れたのでカメラのバッテリーを使いましたが 純正品が互換バッテリーより持ちが良かったです・・低温では安いのはそれなりの性能なのかなぁ?

Ngc1232_r200ss_4x10min

オリオン座の南西にあるエリダヌス座には多数の銀河がありますが 大きくて写しやすい渦巻銀河NGC1232です。太陽系のある天の川銀河も 遠くから見るとこんな形してるのかな? 

2009/12/8  20h55mから10分露光4枚合成 R200SS+コマコレクター3  EOS DIGITAL REBEL XTi改 ISO-800  旧アトラクス+AGS-1  半自作60mmガイド鏡+QcamS7500  GAGP1によるオートガイド 阿南市福井町にて

Ngc1232_r200ss_4x10min_tr

等倍で切り出したNGC1232です。南天やや低い天体の為か 星が大気のプリズム効果で色が分散していたので RGB三色分解合成で分散を低減しました。

Ngc1637_r200ss_6x10min 

こちらもエリダヌス座のNGC1637です。焦点距離800ミリでは詳細は分かりませんね・・気流が悪かったので長焦点は無理そうでした。南天で赤道に近い為か 6枚撮影中2枚に静止衛星?が写り込み 1枚は銀河中心核を見事に通過してくれました・・画像処理のσクリップで消しましたが 赤道付近はほんまに衛星がいろいろ写って悩ませてくれますcoldsweats01

2009/12/8  22h22mから10分露光6枚合成 他のデータはNGC1232と同じです。等倍で切り出してます。

 

2009年12月 2日 (水)

カメラレンズ画像のハロ取りに難儀

晴れても月が明るいので星撮りはお休み。で 20日に撮った未処理の画像をいじくってみました・・昔のレンズなので赤や青のハロが多くて いじくりまわしても変わりばえしませんでしたがcoldsweats01

Tomo

Ikkaku 

FA35mmF2(F3.5)での画像です。星の周りのハロは ステライメージでRGB3色分解すると G画像に比べてRとBの星が大きいので スターシャープをそれぞれ0.6と0.8にして星像を小さくした後RGB合成しました。フォトショップのLabのabチャンネルぼかしと併用してハロを軽減しましたが 青ハロが少しあるほうが彩りがあっていいかも・・・古レンズ使いの負け惜しみですがcoldsweats01

Bara

こちらはFA85mmF1.4(F3.5)の画像です。ステライメージでの処理はFA35mmと同じですが フォトショップでのabチャンネルぼかしは ハロが大きいのでFA35mmの2倍でぼかしました。 

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