« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月

2009年9月29日 (火)

ファミスコ60Sを改造

ファミスコ60Sは軽量でガイド鏡に丁度いいのですが 焦点距離が400ミリなのでFC60の500ミリとほぼ重複します。

Fsco60s_1

ファミスコ60Sにデジカメを付けてM45を撮影すると

Fsco60s_2

まずまずの写真が撮れますが

Fsco60s_3

等倍画像で見ると 輝星に変な回折が出るし 星の形が三角形に歪んでいます。古くなったレンズの貼り合わ面がバルサム切れをおこしているので 星が変形して写るのかもしれません。

Fsco60s_4

そこで スコープタウンから購入したD60mmFL300mmアクロマートレンズ/セル付きに換装しました。セルが鏡筒より少し太いので 鏡筒を切断した後 ガスコンロで鏡筒をあぶって挿入しました。鏡筒のヘリコイド内筒も少し切断し 遮光環内径もカッターで大きくしました。WEBカメラでピント合わせた時 フリップミラー側の接眼レンズと同焦点になります。接眼レンズは広角で 倍率20倍実視界3度になります。

Fsco60s_6

重さはWEBカメラ込みで603グラムと軽量です。ただ FC60用の鏡筒バンド込みでは1キログラム余りになりますが それでも貧弱なガイドマウントでも実用になるかも。

Fsco60s_7      

QcamS7500とGAGP1でのガイド画面で何等星まで使えるか M45で試しているところです。ややピントを外していますが 7等星までは写っているようです。

Fsco60s_8

R200SSの800ミリガイドに使うので ズームアップして使います。すると もう少し暗い星まで認識するので ギリギリなら8等星でガイド出来るかも。

Ngc869ngc884r200ss_1x5min_tr

R200SS+コマコレクター3+デジカメで撮った二重星団の等倍切り出し画像です。焦点距離300ミリのガイド鏡でもガイドできてるようです。

Ngc869ngc884r200ss_6x5min

5分露光6枚合成のトリミング無し画像です。自宅からの撮影です。

2009年9月28日 (月)

瓶ヶ森林道 9/26-27

久しぶりに石鎚山系歩き 瓶ヶ森林道の駐車場から瓶ヶ森山頂へ。標高差約200メートルで傾斜もゆるやかなので 里山歩きのお手軽さです。

Kamegamori_1

瓶ヶ森の山頂部は 疎林やツツジ類が点在する広い笹原です。

Kamegamori_2

この日は半袖でも暑いくらいの陽気で 白い雲が夏のようでした。

Kamegamori_3

道端にはリンドウがいっぱい

Kamegamori_4

山頂に着くころには 周りの山はガスで隠れてしまいました。天文機材も持ってきたので 駐車場から星空を撮るつもりでしたが 時折晴れ間があるものの撮影できる程で無いので 機材は出さずじまい。まあ 晴れても街から近いので 空は明るいかもしれませんが・・

Kamegamori_6

翌早朝だけ晴れてたので 西日本最高峰の石鎚山を撮るため 瓶ヶ森 登山道からパチリ。その後 駐車場を後に石鎚山登山口のひとつ 土小屋へ。

Kamegamori_7

途中 車道から写した子持権現山です。ながーい鎖場があるそうです。

Kamegamori_8

Kamegamori_9

土小屋に到着

Kamegamori_10

土小屋から見た石鎚山は やけに尖って見えますが 一般登山道を歩くだけなら 子供でも山頂の弥山まで安全に登れます。その先の天狗岳や南尖峰 は少しだけ難易度が高いですが・・

Kuma_obs_1 

土小屋を後にして石鎚スカイラインから久万高原町経由で砥部町へ。途中 久万高原天文館へ。右のドームに60センチ反射望遠鏡が収まってるのかな?

Kuma_obs_2

お城のような建物の中には ここで発見されて名前が付いた沢山の小惑星などの写真が展示されていました。

 

2009年9月24日 (木)

阿南市科学センターのイベントお手伝い

阿南市科学センター 宇宙の日 スペシャルウィークのうち 9/22-23の2日間 ドブソニアン式望遠鏡を親子で作るイベントのお手伝いに行ってきました。

Sw_1

工作の前に 望遠鏡の歴史の講演をきいてるところです。

Sw_2  

1日目は架台の組み立て。部品に木ねじの穴をあけて組み上げて行きます。ドライバーでネジを締めるのは 子供にはけっこうな力仕事のようですねぇ。

Sw_3

架台が出来ました。本日はここまで。お疲れさん。

Sw_4

2日目は鏡筒の組み立て。デリケートな反射式望遠鏡なのでちょっと緊張。

Sw_5

鏡筒はボイド管のようですが ファインダーや斜鏡金具 接眼部の穴は 穴あけ位置の印を親子でつけてもらって 穴あけは電動工具でスタッフがあけました。

Sw_6

鏡筒部が組み上がりました。あとは光軸修正。

Sw_7

光軸修正に挑戦中。なかなか大変なのでスタッフがちょこっとお手伝い。自分も1台手伝いましたが けっこう時間かかりました。主鏡にセンターマーク付けてもらってたので助かりました。斜鏡が眼視用の小さめサイズなので マークが無いと難儀しそうです。

Sw_8

主鏡外形114ミリ 焦点距離500ミリ 付属アイピースはK12ミリで約40倍です。立派なもんです。うーうらやましい~happy01

完成した望遠鏡で夕方 月などをみんなで観察しましたが けっこう良く見えて感動。手作り望遠鏡を有効に使って 星への興味を加速させてもらえるといいねぇ~。

大川原高原での天の川 9/20

20日の夕方、前回は曇りで夜景しか見られなかった大川原高原へ行ってきました。時折薄雲が通過して透明度やや悪でしたが、涼しい高原で夏から秋の天の川が楽しめました。

Amanogawa_1

FA35mmレンズで写したペルセウス座付近です。大川原高原は標高900メートル程で、この日は気温13度でした。徳島市中心から20キロ弱の直線距離なのでアクセスが簡単ですが、北東を中心とした低空は空が明るいです。県南で10-15分露光と同程度のカブリが5分程度でやってきます。  2009/9/21   0h25mから5分露光4枚合成 ペンタックスFA35mmF2(絞りF4)  EOS Kiss DX改 ISO-800  五藤マークX ノータッチ

Amanogawa_2   

南の低空も北ほどではないもののカブっています。 2009/9/20  21h26mから5分露光4枚合成

Amanogawa_p

中天から天頂はまずまずの空で天の川も楽に見えています。 2009/9/20   21h50mから5分露光4枚合成×3モザイク   

2009年9月23日 (水)

近場でアンドロメダ銀河とスバル 9/20

20日は透明度が良かったので 阿南市福井町へプチ遠征しました。強風でガイド乱れ頻発でしたが 焦点距離400ミリと180ミリのレンズと短焦点なのであまり影響なかったかも?気温は20度とやや高めでノイズは多め。

M31とM45を10分露光8枚程度写して強調したんですが まだまだ枚数不足でムラムラの下手くそ画像の出来上がりでした。ひとつの対象にじっくり時間かけて撮るより あれこれ目移りしていろいろ撮ってみたい性格なので 不細工な画像ばかり量産してしまいます ちょっと反省 でも直りませ~んcoldsweats01

M31_sp180mmf4_9x10min

まずはタムロンSP180ミリでのアンドロメダ銀河です。2009/9/20  0h20mから15分露光1枚と10分露光8枚を合成 タムロンSP180mmF2.5(円形絞りF4)EOS Kiss DX改 ISO-800  ビクセン旧アトラクス+AGS-1  自作45ミリガイド鏡+QcamS7500  GAGP1オートガイド 阿南市福井町にて

M45_sp180mmf4_8x10min_s

続いてM45プレアデス星団とそれにまとわりつく星雲です。M45の高度が上がるにつれ 色調がだんだん変わっていくので フラットが1セットでは合いません。高度別フラット画像が要るかも。 2009/9/20  2h22mから10分露光8枚合成 SP180mmF4

M31_100sduf_8x10min   

タムロンレンズと並列のペンタックス100SDUFでのM31です。構図ミスで銀河の端がはみでてるかも。 2009/9/20  0h43mから10分露光8枚合成 ペンタックス100SDUF+EOS REBEL XTi改  ISO-800  ビクセン旧アトラクス+AGS-1  自作45ミリガイド鏡+QcamS7500  GAGP1オートガイド

M45_100sduf_8x10min

同じく100SDUFでのスバルです。総露光が短いのに(自分にとっては これでも十分長いつもりですが)無理矢理強調したので ノイズだらけ ムラムラだらけの駄目画像でした~。二兎を追う者は一兎をも得ず ですかねcoldsweats01

2009/9/20  2h22mから10分露光8枚合成   

   

2009年9月17日 (木)

タムロンSP350mmレンズのゴースト

ミラー望遠 SP350mmF5.6で星を撮ると 輝星の周りのゴーストが気になります。このレンズの後部にはフィルターが付けられるようになっていて クリアフィルターが付属しています。

Img_0206

青緑の明るい反射でゴーストの元かも知れない後部フィルターを外してみました。

Img_0205 

フィルターを外すとピント位置が変わりますが 無限位置を少し過ぎた位置で星にピントが合いました。

Img_4737

自宅からISO-800の15分露光一枚撮りのスバルです。ダーク処理だけしたので 強い周辺減光がそのまま出てます。

M45_sp350mm_2x15min

2枚合成して少し強調してみましたが・・フィルターを付けた状態でも撮って比べたかったんですが・・・部屋で仮眠していて 気がついたら朝になっていましたcoldsweats01

うーん?ゴーストが少なくなったような気もしますが・・フィルター外しでもピントが出るのが分かったので 今後は後部フィルター無しで撮ることに。

 

2009年9月16日 (水)

大里海岸 9/13

大浜海岸や大里海岸にのんびり立ち寄りながら 徳島南端の海陽町竹ヶ島の旨いマグロ丼を食べに行くことに。

Ozato_1

大里海岸は玉砂利が続く海岸線

Ozato_2

打ち寄せる波のしぶきがまぶしい

Ozato_3

Ozato_4

昼はまだ暑いものの 木や草花に秋の気配が

Mitoko_1

水床荘のあった場所から眺める海の色は昔のまんま

Mitoko_2

午後2時半頃 店に着いたら 丁度のれんを降ろしていて本日終了。食事にはありつけず。しかたなく岸壁から下をのぞき込んだら トロピカルな小魚がいっぱい。

Kannoura      

晴れの天気予報だったのに雲が多くて 時折にわか雨まで降ってきた

Channel_r55_1

マグロが無理ならカレーがあるさと引き返すと カレー屋の前オーナーは店を引き払って 去年神戸に。代わって東京から日和佐に来られた方が つけ麺主体の店に改装中でこの土曜に開店だとか

Channel_r55_2

店の名は チャンネルR55

Channel_r55_3

アンティークなレコードプレーヤーは まだ音が出るのだそうな。

カレーにはありつけなかったけど コーヒーをご馳走になり 写真も撮らせていただき ありがとやんした。田舎ゆえ大変やと思うけど なんとか繁盛するといいねぇ。 

2009年9月11日 (金)

9/9日の木星

9日の木星は 冬のような気流でボロボロな見え方をしていました。一応ビデオ撮りしてたので 写りはさんざんですがレジスタックスで処理してみました。

Jp090909_23h36m58s2min_org

ビデオからの1コマ切り取りです。動画で見ると 木星の輪郭が波打つほどの凄まじい悪気流でした。でも レジスタックスで処理すると

Jp090909_23h36m58s_2min_m180_15s_9d

あーら不思議 ぼんやりですが模様が出てきます。

2009/9/9  23h36m58sから2分の動画をレジスタックスとステライメージで処理 μ180+Or18mm+DCR-PC100 シャッター1/15s ゲイン9db   マークX恒星時駆動 自宅にて

2009年9月10日 (木)

ケータイで月撮り 9/10

公開天文台の望遠鏡にケータイ電話のカメラを覗かせ 月や惑星を撮ってる場面に出くわしますが けっこう難しそうに見えますね。で どれほど難儀な事か自分のケータイで試してみました。

Img_0183

左が130万画素 右が200万画素のケータイで カメラ機能はオマケ程度です。今回 ペンタックス75EDHF望遠鏡にこのケータイを覗かせ 月を撮ろうという算段です。

望遠鏡の倍率は50倍程になる広角アイピースを付け ケータイカメラは30万画素に設定してズームを使い 明るさ補正のマイナスで露光オーパを防ぎました。

Grl_0025

左のケータイで撮った月です。画像処理なしの撮りっぱなし画像です。ホワイトバランスはオートですが 望遠鏡のアイピースとカメラレンズの光軸を合わせるのが想像以上に難しく ケラレや色バランス変な画像が大量に撮れましたcoldsweats01

Sh360008

続いて右のケータイで撮りましたが ご覧のようなケラレや

Sh360004 

色バランスの崩れた画像が大漁で

Sh360020

まともな画像がなかなか撮れません。いやー 難しいですねぇ。ケータイカメラを使いこなしてる人が天才に見えますhappy01 

ケータイカメラを楽に使いこなしてる人なら デジ一眼を使えば天体写真の達人にすぐなれそうなので 天体写真沼に是非いらっしゃ~い ですねぇcoldsweats01

Img_0318

ちなみにデジ一眼で撮った画像がこれで ケータイより格段にラクです。 2009/9/10  4h08m 露光1/13s  ペンタックス75EDHF+1.4倍バローレンズ+2倍テレコンバーター+EOS Kiss DX(ISO-100)  五藤マークX恒星時駆動

2009年9月 8日 (火)

15センチ反射 LN6Eで月撮り 9/8

久しぶりにアストロ光学のLN6Eで月を撮ってみました。気流が今年にしては良かったので気合い入れたのですが 撮れた画像はどれもピントが甘くてがっかりです。慎重にピント合わせしたのに なんでやねん状態think

090908_3h27m_ln6eeos_kiss_dx

デジタル一眼 4枚モザイクでの月です。2009/9/8  3h27m 露光1/50s  4モザイク LN6E+2倍テレコン+EOS Kiss DX改 ISO-400  旧アトラクス恒星時駆動 自宅にて

090908_3h53m_ln6eqcams7500 

WEBカメラ QcamS7500 2枚モザイクの月です。いつもと違ってカラースライダーを右に動かしてカラーで撮ってます。でも色ムラが多いので 以前ブログネタにした簡易フラットでムラ軽減しています。 2009/9/8  3h53m LN6E(焦点距離1300mm)+QcamS7500

Picture_1171   

フラット処理前はこんなにカラフルな月ですcoldsweats01

090908_3h54m_ln6eqcams7500

Qcam静止画一枚撮りの月です。画面右下 中に小さいクレータのあるポシドニウス(直径99Km)が好きなクレータで 複雑な割れ目など見所いっぱいですが この画像にはさっぱり写ってませんねぇ。 2009/9/8  3h54m  LN6E+QcamS7500

090908_3h56m_ln6eqcams7500

こちらは月南部 クレータだらけですね。右下の周辺のはっきりしない大きなクレータがジャンセン(直径160Km)で 古くてズタボロ状態ですが これも複雑で見飽きない対象ですねぇ。 2009/9/8  3h56m  LN6E+QcamS7500

2009年9月 7日 (月)

雲越しの木星と月 9/6

雲が頻繁に通過してスッキリしない天気でしたが 久しぶりに木星と月を撮ってみました。昼間に熱せられた屋根越しの木星はユラユラが酷かったので拡大率下げての撮影です。

Jp090906_23h29m30s2min_m180

ガリレオ衛星は左からガニメデ イオ エウロパのようです。木星本体は露光オーバーで飛んでます。2009/9/6  23h29m30sから2分の動画を処理 μ180+Or12mm+DCR-PC100  1/15s 9db  マークX恒星時駆動

Mn090907_2h20m_mulon180qcams7500

続いてWEBカメラQcamS7500での月です。右下の大きいクレータはペタビウス(直径160Km)です。静止画2枚のモザイクです。動画も撮りましたが 滑らかな画像が得られるものの アライメントポイントから離れるにつれて解像度が悪くなるのが悩みです。

Mn090907 

静止画3枚をGIFアニメにしたもので 落ち着き無く揺れてます。今年はどーも気流に恵まれず困ったものです。

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »