R200SSで月夜の星雲・星団 11/20-21 快晴
20日は透明度抜群だったので 自宅から撮ってみました。撮影開始が遅かったので最初の対象以外は月光下ですが 透明度が良かったおかげと明るい対象ばかりなので 自宅からでもなんとか撮れました。ただし 気流が悪いのかピントの山がまったく掴めず 何度ピント合わせしても恒星像が大きいです
今回 光害カットフィルターのLPS-P2を久しぶりに使ってみました。コマコレクター3と併用してゴーストの出具合を確かめる目的ですが 撮った対象に明るい星が無かった為か目立ったゴーストは分かりません。
翌日も天気良さそうでしたが 老体に連チャン撮りはつらいので早々に寝ました
2008/11/20 23h07mから10分露光6枚合成 ビクセンR200SS+コマコレクター3+LPS-P2フィルター EOS REBEL XTi改 ISO-800 ビクセン旧アトラクス+K-ASTEC AGS-1 タカハシFC60+ロジクールQcam S7500 GAGP1オートガイド
アンドロメダ座の銀河NGC891です。これのみ月明かり無しです。画面左下に小さな銀河がいくつか写っていて こっちの方に興味そそられました。気流の良い日に長焦点で写すと面白いかも。この画像のみステライメージで現像しました。ダーク・フラット処理は簡単に決まるのですが 現像した天体の色が薄くて難儀しました。で 以後の画像はフォトショップでの現像です。
GAGP1でのオートガイドは実に安定していました。赤道儀のガタがマークXよりずっと小さいので 修正時間をマークXの半分の4X10ミリ秒にして快調にガイドしてくれます。ただ 気流が悪いので星のふらつきを拾って修正回数が多かったですねぇ。気流の悪い日は ズレ許容量を大きく設定するか もっと短焦点のガイド望遠鏡を使ったほうがいいかも。
2008/11/21 01h16mから5分露光6枚合成
ペルセウス座の散開星団M34です。同じペルセウス座の二重星団より さすがに地味ですなぁ。
2008/11/21 02h29mから10分露光5枚合成
おうし座の超新星残骸M1です。これのみトリミングしてます。月明かりでも輝度が高いので写しやすいですね。悪気流で解像度が低いのが残念。
2008/11/21 03h28mから5分露光5枚合成
ぎょしゃ座の散開星団トリオのトップバッターM38です。画面下の小さい散開星団はNGC1907のようです。
2008/11/21 04h07から5分露光4枚合成
続いてM36です。トリオの中で一番地味かも~
2008/11/21 04h41mから5分露光4枚合成
トリオのしんがりはM37。星がびっしり詰まって見応えありますな。
2008/11/21 05h05mから5分露光4枚合成
本日のトリは ふたご座の散開星団M35です。撮影中に薄明が始まってますが 明るい星団なのでよ~写りますな。M35の右下の小さい星団はNGC2158で M35よりはずっと遠方らしい。宇宙の奥行きを感じますなぁ。
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